森林資源管理グループ

マラウイ湖国立公園の山地・丘陵はミオンボ林で覆われています。森林減少が進行するマラウイでは、ミオンボ林を含む森林そのものの保全が必要です。森林は土砂流出を防止し水源を涵養することによって湖の水質維持に寄与するため、湖の生物多様性を保全する上でも森林を守らなければいけません。一方で、国立公園に囲まれた飛び地村の住民は、国立公園で採集した薪で炊事し、湖魚を燻し、建材となる煉瓦を焼成し、国立公園の森林に強く依存した生活・生業を営んでいます。森林を保全しつつ住民が持続的に森林を利用する方法を探ることは、マラウイにおける自然と調和した暮らしを実現するために非常に大切です。そこで森林資源管理グループは、住民が自らの目で国立公園のミオンボ林をモニタリングし利用をコントロールする方法を、科学的裏付けに基づいて構築し試行します。国立公園への依存を低減し造林・育林によって木材資源を獲得することを目指して、在来樹種の種苗生産技術や植林技術を開発し、住民が自らの手で樹木を育てる方法を探ります。さらに、住民自らが森林を所有し、持続的に利用する社会的仕組みを模索します。

〇林珠乃・高橋一秋・家中茂・Weston Mwase・Dickson Mazibuko・Meya Kalindekafe・Daud Kachamba・Eston Sambo・Partick Chinguwo・Placid Mpeketula