生活の質と福利の統合評価手法開発グループ
「生活の質」および「人間の福利」分野の評価手法・評価システムの改善・開発・統合・試行に取り組みます。具体的には、「生活の質」分野では自然資源の管理活用(水産資源増殖・低投入型小規模水産養殖、環境保全型農業・販売農業、森林樹種植樹・利用等)による生活の質の向上に焦点を当てた研究を、「人間の福利」分野ではNCP概念を応用した人間の福利の評価手法や、地域リーダー、漁業者、農業者、ツアーガイドなどのキャパシティ・満足度評価手法の改善・運用につながる研究を、それぞれ行います。また、両分野にて、ジェンダーや世代間の社会経済的公平性、世帯の収入向上・生業の多様化とレジリエンスにも注目し、持続可能かつ公平な未来に向かう社会転換プロセスの評価システムの構築を進めます。そしてこれらを基に、長期的に運用できる簡便な統合モニタリング手法の開発・試行を目指します。* NCP: Nature’s Contributions to People
〇草苅康子・松田浩敬・田中勝也・牧野光琢・法理樹里・Moses Limuwa・Joshua Valeta・Patrick Kambewa・Maurice Makuwila・Alister Munthali・Chikondi Pasani
- チェンベ村のビーチの水揚げ風景。
- 魚(Usipa)を天日干しする前に茹でることで日持ちを良くする。
- 村の観光ロッジと人々が協働して設置したChembe Water Projectの水道は、人々の貴重な水源となっている
- チェンベ村の家庭料理の調理風景。
- 雨の中、子供たちがビーチでオカズ捕りをしているようす。