2025年3月 家中茂さん 追悼

3月20日 プロジェクトメンバーの家中茂さんがご逝去されました。
昨年のメイルのやり取りで病気療養中と伺ってはいましたが、突然のお知らせを受け、言葉を失いました。
長野大学から始まり、総合地球環境学研究所、愛媛大学のプロジェクトで共同研究者としてご協力いただきました。
本プロジェクトでは2022年マラウイ、屋久島、綾へ、またマラウイの研究者が日本滞在中には智頭に同行していただきました。
長くこの仕事をしていますといろんな研究者の方と出会います。
その中でも、常に情報に対して好奇心や探究心をお持ちで、新しいことに挑戦されようとする、博学多才な先生でした。
たくさん写真がある中から長野に一緒に出張した際の写真を掲載します。
家中先生、お世話になりました。楽しかったです、本当にありがとうございました。

(文/写真 福嶋敦子)

2024年12月 マラウイ渡航 佐藤 哲

マラウイ渡航 佐藤哲12/11-24
2025年度に予定しているNicholas Chanzaの日本における短期共同研究の日程と内容の詳細について議論し、効果的な協働研究を計画しました。
Phillip Kapulula、Oscar Mwenyedawoとチェンベ村ステークホルダーとの議論を行い、新規ツアープログラム開発と住民主導型里海管理に関して今後の進展を促すことができました。

2024年11月 海外調査 Hopeson Kasiya 

11/15-翌1/3 東京大学長期研究員Hopeson Kasiyaがマラウイで調査を行いました。
マラウイ湖の3つの漁村(ムサカ、マゼゼ、マレンボ)における資源管理活動について、地域住民・漁業者らに対面インタビューおよびアンケートを実施し現状把握と評価をすることができました。また社会生態系の変化に関する認識調査も行い、それらの結果から今後の資源管理活動の改善へ向けた提言をまとめるに足る膨大なデータが収集できました。

2024年11月13日 大学間協定について

国立大学法人愛媛大学とマラウイ大学との学術交流に関する大学間協定が2019年11月13日に締結されてから5年がたち、両者の合意を得て、更新されました。(10月16日に佐藤がマラウイ大学を訪問し、Samson Sajidu学長より署名を頂きました)

2024年10月17日 4th JCC開催

マラウイSATREPSプロジェクト第4回Joint Coordination Committeeを(対面・オンラインのハイブリッド形式)開催しました。参加者は24名でした。

2024年10月16日 Technical Meeting開催

マラウイSATREPSプロジェクトテクニカルミーティングを(対面・オンラインのハイブリッド形式)開催しました。参加者は32名でした。

2024年10月マラウイ渡航 二階堂雅人・相原光人

マラウイ渡航 二階堂雅人・相原光人 10/12-25 
マラウイ大学チャンセラー校のDNAラボにて、現地研究者および技官と共に環境DNAの実験を行いました。環境DNA解析に関するほぼ全ての工程を共同で実施すると共にマニュアルを共有する事で、現地研究者および技官への技術移転に成功しました。また、チェンベ村におけるChirunduの視察および魚類層調査を行う事で、環境DNAに含まれている可能性の高い魚種について知見を共有する事ができました。

2024年10月 マラウイ渡航 佐藤 哲

マラウイ渡航 佐藤哲 10/11-28 
JCCおよびTechnical Meeting開催、MOU更新版署名手続き、DNAラボ整備、Sustainable Cape Maclear およびCape Maclear Tourguide組合との共同研究、住民主導型保護区管理に関する打ち合わせを行いました。

2024年10月 Oscar Mwenyedawo東京大学にて短期研修を実施

10/1-11/15の期間 東京大学において水産局のOscar Mwenyedawoを短期外国人研究員として受入を行いました。
沖縄県久米島と石垣島、岡山県日生、高知県など訪問し、マラウイ湖沿岸の資源管理に関する経験を整理すると同時に、日本の漁業協同組合のアプローチを調査し、マラウイにおいて応用可能なコミュニティ主体の資源管理アプローチを構築しました。また、コミュニティが主体となった資源管理・増殖を支えるガバナンスのあり方を、政策及びコミュニティの現場におけるサポートの両面から検討しました。

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