2025年3月 家中茂さん 追悼

3月20日 プロジェクトメンバーの家中茂さんがご逝去されました。
昨年のメイルのやり取りで病気療養中と伺ってはいましたが、突然のお知らせを受け、言葉を失いました。
長野大学から始まり、総合地球環境学研究所、愛媛大学のプロジェクトで共同研究者としてご協力いただきました。
本プロジェクトでは2022年マラウイ、屋久島、綾へ、またマラウイの研究者が日本滞在中には智頭に同行していただきました。
長くこの仕事をしていますといろんな研究者の方と出会います。
その中でも、常に情報に対して好奇心や探究心をお持ちで、新しいことに挑戦されようとする、博学多才な先生でした。
たくさん写真がある中から長野に一緒に出張した際の写真を掲載します。
家中先生、お世話になりました。楽しかったです、本当にありがとうございました。

(文/写真 福嶋敦子)

2025年3月 マラウイ渡航 岡澤 宏・五野日路子

マラウイ渡航 岡澤宏・五野日路子 3/4-3/18
農地の植生調査と、設置機器のメンテナンスを行いました。農家との対話による資源管理手法の情報収集を行い、UAVによる農地画像の取得ができました。
また、令和7年度(第5期)の研究計画と日本来日についてリロングウェ農業資源大学のLameck Fiwa、Chisomo Haswellと面会し、研究打合せを行いました。

2025年2月 マラウイ渡航 林珠乃

マラウイ渡航 林珠乃 2/22-3/15 
マラウイ湖国立公園の飛び地村・隣接村で苗木生産に取り組むイノベーター・VNRCとSustainable Cape Maclearと意見交換し、今後の協働について活動計画を定めました。
また、採集された薪の大束の雨季の重量を計測し、マラウイ湖国立公園の飛び地村・隣接村の人口・世帯数を調べました

2025年2月 屋久島調査 Talandila Kasapila

2/27-3/8 愛媛大学長期研究員Talandila Kasapilaが屋久島で調査を行いました。
昨年10月に屋久島での現地調査に引き続き、修士論文に関する調査のため再訪しました。
人間と自然の関係がユネスコ世界自然遺産の管理、保全、持続可能性にどのように影響するか、また屋久島の生態系の変革と保全におけるコミュニティ活動の役割をテーマに持続可能な環境管理に関する学術的な調査と議論ができました。

2024年12月 マラウイ渡航 佐藤 哲

マラウイ渡航 佐藤哲12/11-24
2025年度に予定しているNicholas Chanzaの日本における短期共同研究の日程と内容の詳細について議論し、効果的な協働研究を計画しました。
Phillip Kapulula、Oscar Mwenyedawoとチェンベ村ステークホルダーとの議論を行い、新規ツアープログラム開発と住民主導型里海管理に関して今後の進展を促すことができました。

2024年11月 海外調査 Hopeson Kasiya 

11/15-翌1/3 東京大学長期研究員Hopeson Kasiyaがマラウイで調査を行いました。
マラウイ湖の3つの漁村(ムサカ、マゼゼ、マレンボ)における資源管理活動について、地域住民・漁業者らに対面インタビューおよびアンケートを実施し現状把握と評価をすることができました。また社会生態系の変化に関する認識調査も行い、それらの結果から今後の資源管理活動の改善へ向けた提言をまとめるに足る膨大なデータが収集できました。

2024年11月13日 大学間協定について

国立大学法人愛媛大学とマラウイ大学との学術交流に関する大学間協定が2019年11月13日に締結されてから5年がたち、両者の合意を得て、更新されました。(10月16日に佐藤がマラウイ大学を訪問し、Samson Sajidu学長より署名を頂きました)

2024年10月 屋久島調査 佐藤哲・ルプレヒト クリストフ・Talandila Kasapila・Phillip Kapulula

佐藤哲・Phillip Kapulula10/30-11/2 ルプレヒト クリストフ・Talandila Kasapila10/30-11/4
Talandila Kasapilaの修士論文に関する主要ステークホルダーとの打ち合わせ、Phillip Kapululaとの観光資源管理に関する共同研究を行いました。
屋久島における人と自然の関係の変容に関する多くのステークホルダーとの対話と活動現場の視察を通じて、世界自然遺産と人々の生活との関係について
知見を積み重ねることができ、特に観光資源管理と他の自然資源とのシナジーに関する新たな知見を得ることができました。

2024年10月17日 4th JCC開催

マラウイSATREPSプロジェクト第4回Joint Coordination Committeeを(対面・オンラインのハイブリッド形式)開催しました。参加者は24名でした。

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